香水に使われるウッディ系香料

シダーウッドは、香水をはじめ、さまざまなフレグランスに用いられている代表的なウッディ系香料です。
「シダー」は一般的に杉やヒマラヤスギなどを連想させる言葉ですが、香料の世界でシダーウッドと呼ばれるものには複数の植物があります。
そのため、産地や種類によって香りのニュアンスが異なるのも特徴です。
香水ではベース付近に配置されることが多く、香り全体に木質感や落ち着き、奥行きを加えます。
シダーウッドには複数の種類がある
シダーウッド香料には、アトラスシダーやバージニアシダーなど複数の種類があります。
アトラスシダーは温かみのあるウッディなニュアンスを持ち、香水に重厚感を加えやすいのが特徴。
一方、バージニアシダーは鉛筆を削ったときの木材を思わせるような、ドライでシャープな印象があります。
実際の香りは抽出方法やほかの香料との組み合わせでも変わるため、商品ごとの香料構成を確認して選ぶのがおすすめです。
香水ではベースノートにもよく使われる
シダーウッドは、香水の土台を支えるウッディノートとしてよく使われます。
トップのシトラスやミドルのフローラルなどに重ねることで、時間の経過とともに落ち着いた木の香りが現れ、全体に奥行きを与えます。
単独で存在感を出すだけでなく、ほかの香料をまとめる役割も担うため、ウッディ系以外の香水に配合されていることも珍しくありません。
