マッコウクジラ由来の希少な香料

アンバーグリス(龍涎香)は、マッコウクジラの消化器官で生成される天然香料です。
海へ排出されたあと、長い年月をかけて海中を漂流し、紫外線や海水の影響で熟成されることで独特の芳香を放つようになります。
古くから世界中の高級香水で使用されてきた非常に希少な天然香料であり、「海の宝石」とも呼ばれています。
現在は資源保護や流通量の少なさから、天然アンバーグリスは極めて高価で、多くの香水では香りを再現した合成香料(アンブロキサンなど)が使われています。
アンバーとの違い
名前が似ている「アンバー」は、ラブダナムやバニラ、ベンゾインなどを組み合わせて表現する温かみのある香調を指します。
一方、アンバーグリスは天然香料そのものの名称です。
アンバーは甘く樹脂感のある香りですが、アンバーグリスは海を思わせるミネラル感や動物的な深み、ほのかな甘さを兼ね備えているのが特徴です。
